歴史や産地など、お米を深く掘り下げる

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お米の起源と歴史もチェックしておこう

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お米の産地として有名な新潟で求人を探すなら、ぜひお米についての基礎知識を頭の片隅に入れておきましょう。今回は、日本のお米の歴史について深く掘り下げていきたいと思います。

お米はどこからやってきた?

日本のお米は中国の福建省からきたとされています。しかも、日本米の歴史が今の福井県にあたる土地でスタートした3,000年ほど前は、赤い色をした「赤米」だったと考えられているんです。現在日本で作られているお米も、肥料をあげないままにしてあると赤くて長いお米になるんですよ。福井県から稲が日本全国に伝わっていったわけですが、その経路がどうだったかについては諸説あるようです。ある説では、中国の江准(こうわい)という土地から南朝鮮を経由して日本に伝わってきたとされています。他にもいろんな説があり、長江下流部から九州へ直接伝わったとか朝鮮を経由しているとか、中国南部から沖縄に入って九州に伝わったとかがあって、どれが本当かは結局のところわかりません。どの説であれ、大陸から東シナ海を渡って九州に伝わってきたことは確実なようです。

現代のお米事情

戦後しばらく経つまでは米不足だった日本の食を支えていたのは、海外から大量輸入されていた小麦でした。その頃から何十年も経過した今ではすっかりお米の生産が上回っていて、むしろお米が余ってしまう問題が深刻です。お米の生産が活発になったのは、収穫用の機械とカントリーエレベーターと呼ばれる貯蔵庫のおかげです。現在、カントリーエレベーターは全国に893基ほどあって、そこに貯蔵された玄米が全国各地に送られています。ただ、お米の消費は年々減って、小麦の輸入量が増えています。日本政府としてはお米を多く消費してもらいたいので、学校給食のメニューにごはんを多く取り入れたりしています。なんだか昔ながらの日本の良さが失われているようで少し寂しい感じがしますが、お米が日本の主食になったのって実は戦後のことなんですよ!戦前までは、麦やひえ、あわなどの雑穀がメインで、お米はそのうちの2〜3割程度だったんです。その他だと、そばや芋、大根、豆、とうもろこしなどを食べていました。

全国各地でお米が作られるように

九州からスタートした日本のお米作りが新潟県を通り越して青森県あたりまで到達するまでには、約700〜800年ほどかかったようです。雨季と夏季がある日本の気候はお米作りに適しているので、どの土地で作ってもそれなりにおいしいお米が作れます。お米を多く生産している他の国の気候を見ても、雨季と夏季があるという部分はみんな共通しています!お米は長期保存ができるので、多く生産できるとなれば主食にするにはもってこいの食材でした。

お米の魅力

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